ぶっちぎりの記録更新。
という本日は最近の話題から。
こちらの絵はレオナルド・ダ・ヴィンチ作「サルバドール・ムンディ」。
このたびニューヨークのクリスティーズでオークションにかけられ、予想価格を大幅に上回る約4億5千万ドル(約508億円)という、美術品史上ぶっちぎりの最高落札価格更新で落札されたという。
http://www.bbc.com/news/entertainment-arts-42000696?ocid=socialflow_twitter
いやでも、ダ・ヴィンチだし。
ちなみにこれまでの最高価格はピカソの「アルジェの女たち」(約1億8千万ドル)かな? その年のレート換算でどうなるかわからないが、あとセザンヌとか、ゴッホとか、ゴーギャンとか、モディリアーニとか、そのあたりが最近では最高落札価格と話題になっていたりしたかな。しかしこのあたりの画家たちは、そもそも作品数も多いし、個人所蔵のものもあり、それがオークションに出てくる機会もわりと多いですからねえ。
一方それに比べたら、ダ・ヴィンチはあまりにも「万能の天才」すぎて、絵に関しては、そもそもちゃんと完成しているものとなるとぐっと数が少なくなるし(20枚もあるかどうか)、それらも大体美術館とかが所有しているだろうし、まずオークションに登場するということ自体ありえないというレベル。
それがどうして今回出てきたのかというと、そもそもこの絵は別の画家がダ・ヴィンチのデッサンを模写したものが残っていて、そういう絵が存在するかもしれないということは言われていたのだが、ダ・ヴィンチの場合デッサンだけ残っている作品も多いし、そもそも絵も長年行方知れずになっていたので、本当に存在するとは思われていなかったまさに幻の作品だったらしい。一応ダ・ヴィンチが当時のフランス国王ルイ12世から依頼された作品ではないかとか、その後イングランドの王室コレクションにあったらしいとされているのだが、その後数百年行方不明だったようで。この絵は1958年に1度オークションに登場しているらしいのだが、そのときもダ・ヴィンチ本人ではなく弟子の作品と考えられていたらしい。それが2005年に「失われたレオナルドの作品」として21世紀最大の発見と話題になり、そのちょっと後にナショナル・ギャラリー(ロンドンの)で史上最大級のダ・ヴィンチ展をやったときにはじめて展示されたという。ちなみにこの模様は
↑こちらのドキュメンタリー映画にもちょっと収録されている。まあそれだけじゃなく3時間みっちりあるけど、何しろ天下のナショナル・ギャラリーだからな(笑)。
話を戻して、そんな経緯から、ダ・ヴィンチの真作かどうかについてはまだ疑問を口にする人もいるようなのだが、しかしダ・ヴィンチだとしたらそもそも作品数が少ないうえ、オークションに出てくることなんてまずありえないから、そりゃ高騰しますよ。しかし当初から多分高値がつくと予想されていたとはいえ、事前の予想では1億ドル前後(ピカソとかと同じくらい)とされていたのが、その4倍をつけるとは。この価格はさすがにもう記録が破られることはないだろう。当面は。
あ、ちなみにこの価格はクリスティーズへの手数料など込みの価格です。
さらにちなみに、落札者がどこの誰かは明らかにされていない。まあそれもそうだろうな。どこかの美術館が落札して展示してほしいとは思うけど、この価格だと、予算的にもどこかのお金持ちだろうなあ。
というわけで今日はこのあたりで。
こちらの絵はレオナルド・ダ・ヴィンチ作「サルバドール・ムンディ」。
このたびニューヨークのクリスティーズでオークションにかけられ、予想価格を大幅に上回る約4億5千万ドル(約508億円)という、美術品史上ぶっちぎりの最高落札価格更新で落札されたという。
http://www.bbc.com/news/entertainment-arts-42000696?ocid=socialflow_twitter
いやでも、ダ・ヴィンチだし。
ちなみにこれまでの最高価格はピカソの「アルジェの女たち」(約1億8千万ドル)かな? その年のレート換算でどうなるかわからないが、あとセザンヌとか、ゴッホとか、ゴーギャンとか、モディリアーニとか、そのあたりが最近では最高落札価格と話題になっていたりしたかな。しかしこのあたりの画家たちは、そもそも作品数も多いし、個人所蔵のものもあり、それがオークションに出てくる機会もわりと多いですからねえ。
一方それに比べたら、ダ・ヴィンチはあまりにも「万能の天才」すぎて、絵に関しては、そもそもちゃんと完成しているものとなるとぐっと数が少なくなるし(20枚もあるかどうか)、それらも大体美術館とかが所有しているだろうし、まずオークションに登場するということ自体ありえないというレベル。
それがどうして今回出てきたのかというと、そもそもこの絵は別の画家がダ・ヴィンチのデッサンを模写したものが残っていて、そういう絵が存在するかもしれないということは言われていたのだが、ダ・ヴィンチの場合デッサンだけ残っている作品も多いし、そもそも絵も長年行方知れずになっていたので、本当に存在するとは思われていなかったまさに幻の作品だったらしい。一応ダ・ヴィンチが当時のフランス国王ルイ12世から依頼された作品ではないかとか、その後イングランドの王室コレクションにあったらしいとされているのだが、その後数百年行方不明だったようで。この絵は1958年に1度オークションに登場しているらしいのだが、そのときもダ・ヴィンチ本人ではなく弟子の作品と考えられていたらしい。それが2005年に「失われたレオナルドの作品」として21世紀最大の発見と話題になり、そのちょっと後にナショナル・ギャラリー(ロンドンの)で史上最大級のダ・ヴィンチ展をやったときにはじめて展示されたという。ちなみにこの模様は
↑こちらのドキュメンタリー映画にもちょっと収録されている。まあそれだけじゃなく3時間みっちりあるけど、何しろ天下のナショナル・ギャラリーだからな(笑)。
話を戻して、そんな経緯から、ダ・ヴィンチの真作かどうかについてはまだ疑問を口にする人もいるようなのだが、しかしダ・ヴィンチだとしたらそもそも作品数が少ないうえ、オークションに出てくることなんてまずありえないから、そりゃ高騰しますよ。しかし当初から多分高値がつくと予想されていたとはいえ、事前の予想では1億ドル前後(ピカソとかと同じくらい)とされていたのが、その4倍をつけるとは。この価格はさすがにもう記録が破られることはないだろう。当面は。
あ、ちなみにこの価格はクリスティーズへの手数料など込みの価格です。
さらにちなみに、落札者がどこの誰かは明らかにされていない。まあそれもそうだろうな。どこかの美術館が落札して展示してほしいとは思うけど、この価格だと、予算的にもどこかのお金持ちだろうなあ。
というわけで今日はこのあたりで。



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