確かに考えてみると。

アポカリプス後の世界がいきなり一足飛びに『マッドマックス』や『北斗の拳』状態になるわけではないというか、なってもいいのだがその場合色々と疑問が生じるという。


The Knowledge: How To Rebuild Our World After An Apocalypse
Vintage
Lewis Dartnell

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というこちらの本。
副題にあるようにアポカリプス後の世界をどう生き残り、再建するかについて書かれたもの。
ちなみにこのPB版の表紙では、副題の"How to rebuild~"の文字が真ん中の枠の中に収められているのだが、この枠には「緊急の場合ガラスを割ってください」と書いてあり、ガラスが割られているという

そしてこの本はタイトル通り、そのアポカリプス後の世界で生きのびるさまざまな知識(Knowledge)について書かれたもので、著者曰く、この本はいわばそのアポカリプス後の世界のサバイバルマニュアルだと。

というので、まずはねぐらや水、食料をさしあたってどう確保するか、どこに拠点を置くのがいいかということから始まって、そのうちに蓄えが尽きたら自分で食料を生産しなければならないとして、農業について土地や土壌や作物の選び方から輪作、農耕器具まで、もはや家庭菜園というレベルではないところまで紹介。作った作物の保存法にも触れている。
さらに、どうやって世界が終末を迎えたかにもよるのだが、都市の廃墟から使えるものをあさるというだけではいずれ間に合わなくなるというので、糸をつむいで服を作るとか、粘土を焼いて陶器を作るとか、植物から医薬品になるものを取るとか、星で時間や位置を知るとか、まあそのあたりはまだありかな、というのに始まり、水車を作って粉にひくとか、活版印刷や電波でコミュニケーションをとるとか、しまいには炉を作って製鉄するとか、いやいや、それ個人でできる範囲を超えているから(笑)しかしそれらの知識は新しいものではなく、過去に実際に行われていた技術や知識だったりするわけなので、そう考えるとそういうものの積み重ねの上に今の世界があるのだなあ、と。まあさすがにケータイやネットを再建するのは難しいだろうが。

ちなみにこの本、もうすぐ邦訳も出ます。


この世界が消えたあとの 科学文明のつくりかた
河出書房新社
ルイス・ダートネル

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なかなか面白いですよ。おススメ
ちなみにあらためて『北斗の拳』の世界とか、どうやって服を調達したり、自動車を走らせたりしてるんだ? と疑問に思うこと必至(笑)。その服や燃料を作るのに、どれだけの手間暇がかかっていると。あの世界は貨幣経済はもう成り立ってないですよねえ、圧政者はもしかすると人々をこき使っていろいろ作らせているのかもしれんが、しかしあの世界は終末から一体何年経っている設定? そんな短期に社会や技術がそれを可能にしたりするものだろうか? ついでにケンシロウとか、あちこちふらふらしてるだけでどうやって衣服や食料を調達しているのかと。あ、でも行き倒れたりもしていたか。

というわけで今日はこのあたりで。

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