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<<   作成日時 : 2013/01/15 14:25   >>

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本日深夜、というか0時を回っているから日付的には明日の0時25分から3週連続でN○Kの地上波でBBCのドラマ「シャーロック(Sherlock )」を放送するというんですがね

地上波で放送してくれるのはいいのだが、しかし何でまたこう、平日の深夜という微妙な時間帯にやるかなあ(笑)。せめて週末ならよかったのに。
まあ、うん、私は部屋にテレビがないし、今夜の予報は雪だし、DVDもあるので、寝てしまったら寝てしまったで別にいいのだが、しかし日本語吹き替え版って一度も見たことがないので一体どうなっているのか見てみたい気持ちはある。イギリスなら多分なんら問題はないと思われる社会適合者(笑)の暴言を、果たしてお堅いN○Kはどう処理しているのかとか。あと、それよりも何よりもせっかくまだ見ていないという人に「地上波でやるから見てね」と気軽におススメできない時間帯じゃないか、これ(笑)。おのれN○K(笑)。

あとこれ、シーズン1のみの放送って、微妙に視聴者を敵に回してますよね(笑)
まあシーズン2のラストに比べればまだましといえなくもないし、いざとなれば今はレンタルもありますけどさ←だったらレンタルで日本語吹き替えを確かめればという話なのだが、最近近所のレンタル屋が何だか微妙に近付きがたい場所になってしまっていてですね。新手の結界でもはられたのだろうか(笑)。

それはさておき、本日の読了本


繁栄――明日を切り拓くための人類10万年史(上)
早川書房
マット・リドレー

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繁栄――明日を切り拓くための人類10万年史(下)
早川書房
マット・リドレー

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原書も邦訳も出たのは少し前なんですけどね〜。
何だかうっかり読み逃しているうちに、まあ邦訳で読めるなら邦訳で、と。という本書は『赤の女王』など遺伝子や進化論関係の著作があるイギリスの科学ライター、マット・リドレーによる、人類が何故文明を進化させるに至ったかという、どちらかというと文化・社会史にシフトした本
ちなみに原題は"Rational Optimist"=合理的な楽観主義者ということで、今も昔も変わらずにある過去の暮らしを懐かしむ風潮や現代文明を堕落して行き詰ったものとしてとらえるような悲観主義的な見方に真っ向から切り込んでいる

まずは生物関係の本を記してきた著者として、人類と他の動物の違いは何かというところから始まって、人類は交換や取引をすることによってものやアイデアを交換し、分業や専門化をはかってきたからという論旨に沿って現代までの歴史をざっと検証していく。まあ例えば、自給自足の生活をしようとすれば火を起こしたり水汲みをしたり全て自分でやらなければならないから生活を楽しむどころではなくなるし貧困化するとか、産業化以前の農村の暮らしの方が収入は低く疫病などによる死亡率も高いとか、もっともな話もあるのだけど、エネルギー問題なんかはちょっと楽観的過ぎる書き方かな、と。まあ世にはびこる悲観主義を吹き飛ばすくらいの勢いで書いている本と思われるので、このくらい楽観的でないと、ということもあるのかもしれんが。

ちなみに個人的に全くその通りと思ったポイント→「この国(イギリス)の巨大な首都(ロンドン)は以前からずっと、政府ではなく商人が幅を利かしていたという点において、ふつうではなかった」
そうなんですよ、イギリスは普通じゃないんですよ(笑)
まあ何故イギリスで最初に産業革命が起こったのかという文脈で出てくる文章なんですがね。
ちなみにこの場合のロンドンは、多分シティを指しているんでしょうねえ。シティはそれはもう現在に至るまで王権が及ばないところなので、王族さえも宮殿は隣のウェストミンスターに置くしかなかったという。だから私、ロンドンは東京や江戸という感じじゃないんですよね〜、どっちかというと商人の町大阪みたいな感じが。コックニーとかはスラングや韻を含めて多分ノリ的には大阪弁のノリじゃないかと思ったり。

ついでに私、つねづね言いたいのは、もういい加減歴史の教科書で、「エリザベス1世のイギリスは絶対主義の黄金期」とか、「17世紀にどこの国よりも早く革命により議会制民主主義を確立した」とか書くのはやめましょうよという(笑)。何だかこのイギリスの歴史をモデルにして絶対王政→市民社会への移行モデルみたいなことを世の教科書は言っていたりするわけなのだが、そもそもエリザベス1世の時代って、スペインのアルマダはぼこぼこにしたかもしれないが、まだまだ弱小二流国家のうえ絶対主義なんてとんでもないし、そもそも「イギリス」なんて国存在してないし(笑)。議会だって、それは17世紀に王様の首を(文字通りも含めて)すげ替えたりはしているが、選挙権なんか19世紀まで全人口のほんの数パーセントしかなかったんだし、上院はそもそも選挙なしで選ばれている特権階級だし、いまだに階級社会ですよね、イギリス。大体憲法すらないんだし。
という、ヨーロッパの歴史的にもどう見てもあんまりモデルにはならないヘンテコで普通ではない国を、あたかも「絶対主義の黄金期のモデル」とか「市民革命のモデル」とか言うのは、もういい加減無理すぎる(笑)。そのくらいならフランスとかドイツ(というか神聖ローマ帝国)をモデルにしてやった方がまだましというか。あ、でもそうすると、その文脈で近現代における世界的なイギリスの覇権をどう説明するかという問題があるか。まあそもそも絶対主義→市民社会の成立みたいな論調で教科書書いてた戦後の唯物史観・発展史観の呪いがまだ解けてないせいとも言えるのだが。

というわけで、何だか途中から全く違う話になったような気もするのだが(笑)、今日はこのあたりで。

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