この夏のロンドン五輪では。
会場近くの民家に警備のために地対空ミサイルを設置するとかしないとかという話が出ているようだが。
まあその手の話はアテネ五輪などでもあったようですしねえ、別にロンドンが過剰に警戒しているというわけでもないと思うのだが。
しかしそれよりも、その前のダイヤモンド・ジュビリーで70年前の骨董品がロンドン上空を飛行するという方がちょっと危険なんじゃないかと私は思うんですが(笑)。まあ毎年飛んでるみたいだし、今さらだけど(笑)。
その話とはあんまり関係ないですが、本日の読了本。
ところで突然ですが、どうもこのところハヤカワとか東京創元の文庫の表紙が何というのか、萌え系のような感じになっちゃってるような気がするのは気のせいではないですよね(笑)。
という話はさておき、まだ「Sherlock 」シリーズ2の視聴を先延ばしにしようと画策を続けている一環といえなくもないホームズ物のパスティーシュ(笑)。おまけに「あの女性」が主人公の話。
ちなみに表紙にはちょっと偽りありというのか、確かにホームズ君たちも出てくることは出てくるのだが、脇役程度の扱いです。主人公はアイリーン・アドラーで、偶然彼女と出会って同居することになったペネロピー(アイリーンにはネルと呼ばれている)という女性がワトソン君に相当する語り手。
この話のアイリーンは、例えるなら江戸っ子みたいなチャキチャキした意志の強い女性で、物語の始まりの時点では売れないオペラ歌手・女優で、副業として探偵の真似ごとをしているという。19世紀という時代設定からすると、ちょっと型破りで時代を先取りしているというのかな。一方ネルは真面目な常識人で、それをたしなめる役回りというか。時系列的にはちょうど原典の「緋色の研究」と同時期に二人が出会うところから始まって、「ボヘミアの醜聞」まで。その間にオスカー・ワイルドやティファニーといった実在の人物たちから依頼された事件などを解決したり、実はボヘミア宮廷の陰謀に巻き込まれそうになったり、それで結局どうして「ボヘミアの醜聞」事件のようなことになったのか、というのがちょっと独自の解釈で描かれているという。
というアイリーン中心の話なので、ホームズ君はちょこちょこ顔を出す程度ですね。
でもこの話の2人の関係は好敵手みたいな感じ。原典にも出てきてはいるが性格描写はほとんどされていないゴドフリー・ノートンがこの話ではとにかくいい人になっているし。
ちなみにこの話、どうやら原作は出版されたのがかなり前で、実はシリーズものとして続いているらしいという。
う~ん、さすがにホームズ君のパスティーシュは数が多すぎて全部いちいち把握できないですしねえ。邦訳はこのままシリーズとして刊行されるのかどうかはわからないのだが、どうやらこの後しばらくボヘミアの因縁話が続くらしいし、まあ面白かったので、続きが出たら読んでみたいとは思うのだが。
でもさらにちなみに、この話のボヘミアって、ある意味架空の王国ですよね。
実際の19世紀のボヘミアって、オーストリア=ハンガリーの一部でハプスブルク領だし、ボヘミア王の称号って16世紀以降ハプスブルクの君主の称号の1つであって独立したものじゃないし。まあボヘミアの国民意識とか民族運動がこの時期盛り上がっていたというのは事実だけど。19世紀末のこの時期というと、アウスグライヒ後でフランツ・ヨーゼフ1世とエリザベート皇后の時代だが、ドイツ統一からハブられたオーストリアが他民族対策としてハンガリーにはある程度自治を認めたり、ハンガリーで戴冠したりということはやっていたが、ボヘミアはそうじゃなかったような。という架空の称号を持ち出したりしているから、実は正体は当時のイギリス皇太子(ヴィクトリア女王の長男で後のエドワード7世。数々の女性と浮名を流したことで有名)だとか研究者が言っちゃうんですよ。
あ、ちなみに例によってホームズ物なのでまとめて「シャーロック」のカテゴリにぶちこんでおきます(笑)。さて、次はどうやって引き延ばしを図るかな(笑)。
というわけで今日はこのあたりで。
まあその手の話はアテネ五輪などでもあったようですしねえ、別にロンドンが過剰に警戒しているというわけでもないと思うのだが。
しかしそれよりも、その前のダイヤモンド・ジュビリーで70年前の骨董品がロンドン上空を飛行するという方がちょっと危険なんじゃないかと私は思うんですが(笑)。まあ毎年飛んでるみたいだし、今さらだけど(笑)。
その話とはあんまり関係ないですが、本日の読了本。
ところで突然ですが、どうもこのところハヤカワとか東京創元の文庫の表紙が何というのか、萌え系のような感じになっちゃってるような気がするのは気のせいではないですよね(笑)。
という話はさておき、まだ「Sherlock 」シリーズ2の視聴を先延ばしにしようと画策を続けている一環といえなくもないホームズ物のパスティーシュ(笑)。おまけに「あの女性」が主人公の話。
ちなみに表紙にはちょっと偽りありというのか、確かにホームズ君たちも出てくることは出てくるのだが、脇役程度の扱いです。主人公はアイリーン・アドラーで、偶然彼女と出会って同居することになったペネロピー(アイリーンにはネルと呼ばれている)という女性がワトソン君に相当する語り手。
この話のアイリーンは、例えるなら江戸っ子みたいなチャキチャキした意志の強い女性で、物語の始まりの時点では売れないオペラ歌手・女優で、副業として探偵の真似ごとをしているという。19世紀という時代設定からすると、ちょっと型破りで時代を先取りしているというのかな。一方ネルは真面目な常識人で、それをたしなめる役回りというか。時系列的にはちょうど原典の「緋色の研究」と同時期に二人が出会うところから始まって、「ボヘミアの醜聞」まで。その間にオスカー・ワイルドやティファニーといった実在の人物たちから依頼された事件などを解決したり、実はボヘミア宮廷の陰謀に巻き込まれそうになったり、それで結局どうして「ボヘミアの醜聞」事件のようなことになったのか、というのがちょっと独自の解釈で描かれているという。
というアイリーン中心の話なので、ホームズ君はちょこちょこ顔を出す程度ですね。
でもこの話の2人の関係は好敵手みたいな感じ。原典にも出てきてはいるが性格描写はほとんどされていないゴドフリー・ノートンがこの話ではとにかくいい人になっているし。
ちなみにこの話、どうやら原作は出版されたのがかなり前で、実はシリーズものとして続いているらしいという。
う~ん、さすがにホームズ君のパスティーシュは数が多すぎて全部いちいち把握できないですしねえ。邦訳はこのままシリーズとして刊行されるのかどうかはわからないのだが、どうやらこの後しばらくボヘミアの因縁話が続くらしいし、まあ面白かったので、続きが出たら読んでみたいとは思うのだが。
でもさらにちなみに、この話のボヘミアって、ある意味架空の王国ですよね。
実際の19世紀のボヘミアって、オーストリア=ハンガリーの一部でハプスブルク領だし、ボヘミア王の称号って16世紀以降ハプスブルクの君主の称号の1つであって独立したものじゃないし。まあボヘミアの国民意識とか民族運動がこの時期盛り上がっていたというのは事実だけど。19世紀末のこの時期というと、アウスグライヒ後でフランツ・ヨーゼフ1世とエリザベート皇后の時代だが、ドイツ統一からハブられたオーストリアが他民族対策としてハンガリーにはある程度自治を認めたり、ハンガリーで戴冠したりということはやっていたが、ボヘミアはそうじゃなかったような。という架空の称号を持ち出したりしているから、実は正体は当時のイギリス皇太子(ヴィクトリア女王の長男で後のエドワード7世。数々の女性と浮名を流したことで有名)だとか研究者が言っちゃうんですよ。
あ、ちなみに例によってホームズ物なのでまとめて「シャーロック」のカテゴリにぶちこんでおきます(笑)。さて、次はどうやって引き延ばしを図るかな(笑)。
というわけで今日はこのあたりで。



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