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zoom RSS ドイツのモノ作りの技術がすごいというのはわかってるのだが。

<<   作成日時 : 2012/02/17 14:39   >>

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という本日は、まあドイツなんだけど、出所はイギリスなので最近のイギリスから

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こちらは第二次大戦中のイングランド銀行発行の5ポンド札
第二次大戦中で物資が色々不足していたせいもあるのかどうか、今の5ポンド紙幣に比べると何だか随分シンプルだが、それでも一応透かしが入っていたり、ちゃんとしたものではあったようですよ。
で、ポンド紙幣+第二次大戦+ドイツとくれば、第二次大戦中にナチスドイツが宿敵イギリスの経済的混乱を狙って行なった史上最大のニセ札製造作戦「ベルンハルト作戦」が有名ですよね。


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↑映画もできましたし。
このたびMI5の機密ファイルが公開され、その中にチャップリンのファイルと共にこのベルンハルト作戦に関するものも含まれていたそうで、それによるとナチスドイツはかなり早い段階から大々的にニセ札製造をやっていたらしいという話

http://www.bbc.co.uk/news/uk-17070943

ザクセン・ハウゼンの強制収容所でユダヤ人技術者らを集めて製造された偽札は大戦中も戦後もかなりの数出回っていて(全ポンドの10%とも)、しかもかなり精巧なもので専門家ででもなければ見破れないというものだったので、イギリスのスターリング・ポンドの信用失墜というドイツ側の目的をある程度達成することができたとされているのだが。
しかしそもそもは1940年にナチスドイツがイギリス本土侵攻作戦(「アシカ作戦」。しかし何故アシカ)を考えていた時に空からニセのポンド紙幣をばらまいてやろうとその時期から作り始めたということだから、最初は別にそこまで精巧なものじゃなくてもいいからパフォーマンス的な感じでってことだったんでしょうねえ。そのアシカちゃんがバトル・オブ・ブリテンやら何やらで無期延期になった後も偽札作りはコツコツ続いていて、気がついたらものすごく精巧なものになっていたということなのか。極めすぎだ、ドイツ人(まあ実際に作ってたのはユダヤ人らしいが)。

そして確かにベルンハルト作戦って、ある程度はうまくいったわけだし、ドイツの技術力はすごいと思うわけなのだが、にもかかわらず結局第二次大戦に負けたというのは、どうもその技術力の使いどころを微妙に間違っていたんじゃないかと思わないでもない(笑)。何なんでしょうねえ、イギリス経済の混乱とか、国際的なポンドの信用失墜とか、狙いどころとしては別に間違ってはいないと思うし、上手くいったことはいったと思うし、言ってみれば模範的な解答例とかレシピ通りのおいしい料理だとは思うのだが、どうも今一つ何かが足りないような気がしないでもない。大体1940年からせっせと切磋琢磨して極めて本物に近いポンド紙幣作っておいて、全ポンドの流通量の10%にも及ぶ量をばらまいておいて、確かにイギリスにはある程度打撃を与えたのかもしれんが、でもイギリス経済が壊滅的な大打撃を受けたかというとあんまりそうでもなかったような気がするし。別にドイツとしてはへまをしたとか狙いが外れたということはないと思うのだが、オーソドックスすぎるというのか、やっぱり相手がイギリスでは、もっとイギリスのように「何考えてるんだこの国」というくらい常軌を逸した行動に出ないと決定的な効果は与えられないということ?(笑)

というわけで今日はこのあたりで。

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