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というところへこんなのをあげておくとますます謎が深まるばかりなわけですが。 とりあえず小出しにちらっとだけ本日の"Anathem" 。 ""And not only that but, when the stars die, how do those nuclei get blown out into space so that they can form planets and ―" "And us,'"I said. "Yeah,'"Jesry said. "It leads to the question, why are all of those processes so fine-tuned to produce life? A sticky question. Deolaters would say, 'Ah, see, God made the cosmos just for us.' But the polycosmic answer is, 'No, there must be lots of cosmi, some good for life, most not ―we only see one cosmos in which we are capable of existing.' " ちなみにこの会話は この本に出てくる話でも、 The Goldilocks Enigma: Why is the Universe Just Right for Life? Penguin Paul Davies Amazonアソシエイト by ウェブリブログ この本に出てくる話でもなくて、確か導入部では『薔薇の名前』に出てきそうな外界と隔絶した知の殿堂とでもいうべき中世の修道院モドキな建造物だったはずの"Anathem" なんですよね(笑)。昨日「何だか途中で微妙にカラーが変わるような」と言っていた意味がおわかりいただけましたでしょうか?(笑)。まあとはいえ一応話の軸は終始一貫ずれてない(はず。枝葉や寄り道が多すぎるだけで(笑))のですが。 ニヤリ訳「『それだけじゃない。恒星が最後の時を迎える時、その中心部が宇宙空間に吹き飛ばされることによって惑星が形成され―』 『僕ら生命もだ』と僕は言った。 『その通り』Jesry が返す。『そこからこんな疑問が導き出される。それらのプロセス全ては何故こうも生命を生み出すのに都合よく調整されているのか? 神を信じている者たちならきっと「ああ、なるほど、神が我々にちょうど良いように宇宙をお造りになったのだ」と言うだろう。しかし多宇宙論者の答えは「いや、宇宙は数多く存在するはずで、そのうちいくつかは生命を生み出すのに適しているが、多くはそうではない―我々は我々が存在することのできる宇宙をたった一つ眺めているにすぎない」』」 Deolater やPolycosmi というのは作者の造語ですが、大体こんな意味。主人公Raz の会話の相手Jesry は友人で時計のねじまき仲間の一人。というかこの会話はむしろ上にあげた本に出てきても全く違和感がない(笑)。まあ前後が果てしなく長いのでほんの一部だけ抜粋ですけど。 それから話は変わって、最近のイギリスからというかオークションから。 昨日11月24日はチャールズ・ダーウィンの『種の起源』が刊行されてちょうど150周年にあたるわけなんですが、それを記念してというか昨日ロンドンのクリスティーズでこの初版本が競売にかけられ、予想価格の倍近くの10万3250ポンド(え〜と1ポンド=153円くらいとして、1500万円強くらい?)で落札されたそうです。 まあイギリスなので150年前くらいの本ならその辺にごろごろしてるだろうと思うんですが、しかしこの本が一体どこから出てきてどうして競売にかけられたのかというと、これまたあまりの無造作さにびっくりしますよ。何でもイギリス南部オックスフォードシャーにお住まいのある家族が40年ほど前にどこかで購入して持っていたものらしいんですが、そのまま客用トイレのいわばインテリアとして置きっぱなしになっていたらしい。そこへたまたま今年はダーウィン生誕200周年だし『種の起源』刊行150周年だし各地で関心も高まり展示会などが開かれていたようで、そこで『種の起源』の初版本を見た親戚の一人がトイレにあった本と同じじゃんと気がついてあわてて競売に出してみたということらしい。イギリスってわりとそういう古いものを無造作にその辺に転がしておく的扱い多いですよね。国宝級の磁器を傘立てにしてたとか。ちゃんと探せば他にどこかの家の屋根裏とか納屋とか玄関マットの下とかからざくざく出てくるんじゃないか? 『種の起源』の初版本。 それからこれはまた一体何を売りに出してるんでしょうという。 橋ですね、どう見ても(笑)。 オックスフォードシャーのテムズ川にかかっている「スウィンフォード橋」という橋なんですが、これが来月競売にかけられるそうです。 というか橋なんてどこの誰が競売に出したんだ、大体個人所有じゃないだろこんなもの、と思ったら、この橋は18世紀にイギリス議会が当時の所有者だった伯爵およびその譲渡者に通行料の徴収権と非課税の特権を永遠に認めたものだとかで、現在もどこかの誰かが通行料で年間19万ポンドにも及ぶ収入を得ているらしいという話です。今は誰が所有してるのかまではちょっとわからなかったんですが。この際だから自治体が買って通行料も撤廃してくれと地元住民が要請しているらしいんですが、しかし200年前に決めた権利がいまだに平気な顔をして機能しているというあたり、いかにもイギリスだ。大体200年もの間誰もその権利に疑問を差し挟まなかったのかという。まあでも特に問題がなければ多少時代のニーズに合わなかろうがおかしかろうがあえて変えようとはしないイギリスらしいとも言えるが。 というわけで今日はさくっとこのあたりで。 |
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