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まあ先般からテルモピレーに吹き飛ばされていたわけだが、そろそろ通常業務(?)に戻ろうかと。思った瞬間に、今日は何の日かといえば。 本日5月15日は五・一五事件の日じゃあないですか。 そこからどんどん軍国主義化していって結局あんなことになったわけだが。というわけでそろそろ本当に第二次世界大戦の始末をつけようと思ったりするわけですがね。まあ大東亜共栄圏とやらを謳歌していたのも束の間の宴のあとといったような感じなのだが、ここでタイトルを「宴の始末」とすると違った話になるので(笑)、普通に後始末と。 まずサン○ャインシティの話やマイスタージンガー(いや、ワーグナーですがね。ニュルンベルクのマイスタージンガー)の話はさておき、大戦中からちらほらやってたあの話をまず。 というかそもそもが1941年、ヨーロッパは中立国以外が全部ナチスドイツの支配下で残っているのはイギリスだけ、それも「バトル・オブ・ブリテン」は勝ち残ったし制海権は何せ海賊国家だからイギリスのものだったが、しかしメカメカしいものは大得意なドイツ製のUボートがそこら中うろうろしているという時に、 一国の首相がUボートうろうろしてる大西洋を渡ってアメリカまで行っちゃっていいのかチャーチル君。 というイギリス特製の無茶(笑)をやらかしてアメリカを戦争に引きずり込んだわけだが(この時ホワイトハウスに泊まったチャーチル君が部屋の中で素っ裸でいたらいきなりルーズヴェルトが訪ねて来て、その時に「大英帝国の首相はアメリカに対し隠すものはない」と言ったという話もあるが。って、前にも言ったっけ)。その際にですね、 こんな状況下で戦後の国際秩序の話をしていた という、これは我々は結果を知ってるからどうも思わないかもしれないわけだが、当時からすると勝つ気でいたのか、それとも何も考えていなかったのか、どちらにしろ暴挙か砂上の楼閣のどちらかに近いようなことをやっていたわけだ。これが「大西洋憲章」といい、ナチスドイツがヨーロッパほぼ全部平らげていた(ついでに日本は中国・朝鮮半島から東南アジアを平らげていた)ような頃に「戦後はファシズムが出てこないようにしようぜ」と宣言したものである。 これは当初イギリス・アメリカ間の話だったわけだが、その後イギリスがアメリカをだまくらかして(笑)、独ソ戦が始まったソ連と「敵の敵は味方」と連合国を形成・これに他の多数の国が参加して以降、連合国の理念になったわけだ。 じゃあ具体的に何をどうするのかという話も、実のところ大戦中に着々と進めていて、1944年のノルマンディー上陸直後に既にイギリス・アメリカ・ソ連・中国の代表が集まって 新しい国際組織の憲章を起草していた。 だからですね、まだ全然大戦は終わらないんですが。ちなみにワシントン郊外で開いた「ダンバートン・オークス会談」だが。 ついでにヤルタ会談(ノルマンディー上陸後・イオージマの前。でもアメリカとソ連は冷戦開始)の時にはもう既にイギリスやアメリカやソ連や中国のような大国には「拒否権」を与えようといったようなことをさっさと決めていた(後で多分4カ国だと多数決ができない+暴れたのでフランスを入れた)。気が早いというのか、何というのか。とにかくそうして準備していたいろいろなものを、1945年大戦終結直後の10月にサンフランシスコで会議を開いてさっさと憲章を採択する。そうしてできあがった組織が、ファシズムに対する連合国=「United Nations」と呼ばれるもので、日本語訳では「国際連合」というやつである。まあそれはね〜、日本は数字国チームだったし、連合国という名の組織ではあれだろう。 というわけで国際連合こと国連って、実はできてから60年以上経っているわけだが。その頃からあのビルなのか、あれは後で建てたのかは知らないが、近年老朽化が進んでいるらしい。それで立替をしたいのに どこぞの超大国のように国連分担金を踏み倒している国 のせいで財政難でできないらしい。というか、そんなの強制的に空母とかイージス艦とかステルスとか差し押さえて払わせればいいのに(笑)。というかこういう何千億ドルだか何千兆ドルだかしてるものを作るお金があるなら国連分担金くらい払えるでしょうが。南米やアフリカの国のように本当に財政難で払えないというわけではあるまいし(でもそういう国は分担率も低いのでさして影響はないようになっている)。ついでに途中から大戦に参加したくせに(その前まではナチスドイツを支持してたくせに)いつの間にかいばってるし。いつのまにか拒否権なんてものまでちゃっかり作ってるし。やれやれ。 ともあれ今日はこのあたりで。 |
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ふふふ。テルモピレーからお帰りですか。コキリコといい、話題満載ですね。それにしても、チャーチルの話は何度読んでも吹きだしてしまいます。ニヤリ本舗さんが薦めるチャーチルの作品といったら何でしょうか? |
はまじま 2007/05/15 22:42 |
いやあ、チャーチル君は『第二次世界大戦回想録』も書いてますが、第二次大戦ってただでさえ長い上に、ほら、例のイギリス人特有のレトリックのきいた文章で…。さすがノーベル文学賞。というかこの本は真面目な本なので、まっぱの話は出てきません(笑)。チャーチル君のジョーク(時にブラック。さすがイギリス人(笑))を集めた本ならたくさん出てますよ。といいつつ、コメント欄にはリンクをはることはできないので、本日(16日)の記事に紹介しときます。 |
ニヤリ本舗@管理人 2007/05/16 17:01 |
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