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最近ガソリンを入れるたびにびっくりするくらい、ガソリンの値段が高騰しているのだが。 ひとえにこのところ映画の話もビデオの話もあまりしないのは、うちのような田舎は、徒歩で行ける距離に映画館もレンタルショップもないからである(笑)。車に乗らないと行けない距離にしかないのだ。ところが最近、気軽にレンタルショップにビデオだけ借りに行くのもどうかなあという気にさせられる、このガソリン価格。いや、本気で見たいものがあれば多分ぶっちぎって行くと思うが(笑)。あと、気温と陽射しがもっと冬並みになれば(笑)。しかし、レンタルショップというのは、「別に借りたいものはないけどふらりと立ち寄って、何となく目に付いたものを借りてみたら面白かった」という楽しみ方もあると思うというか、私の場合それが多いのだが(いい加減な性格ですから(笑))、こうガソリン価格が上がるとねえ。いっそのこと、手を組んでいてもあまりメリットのないアメリカと手を切って、アラブ連盟に入って石油を安く分けてもらったらどうかと(笑)。 という話はさておいて、本日の第二次世界大戦!!。 いやでも石油資源問題はここでも、後半になればなるほど切実な問題になってくるんだけどね。もともと枢軸国って資源も何も「持たざる国」だったもんで。 しかしそれはまだ先の話で、とりあえずまだ石油の残量を気にせずに飛行機を飛ばしてられた時代(笑)の「バトル・オブ・ブリテン」の話の続きをば。 1940年時点では勢いの良かったドイツ。東欧を蹴散らし、北欧を蹴散らし、南欧はファシズム仲間(でもイタリア以外参加してないけどね(笑))、残りのベネルクス三国やらフランスも残さず占領。ここまでは調子が良かったが。「残ったのはイギリスだけだぜ」というので、7月からイギリスつぶし作戦を発動中である。で、本格的にイギリスに侵攻する前に空軍を潰しておこうというのでやってるのが俗に言う「バトル・オブ・ブリテン」という航空戦なわけなのだが。 ところが、ドイツは上の方(主として航空戦はシロウトのヒトラー)のわがままで、十分にイギリス空軍基地を潰しきらないうちに「ロンドンを爆撃しろ」ということになってしまった。そして始まったのがロンドン大空襲、俗にいう「ブリッツ」である。「プリッツ」ではないですよ(笑)。数的に圧倒的優位を誇るメッサー+爆撃機が来る日も来る日も襲いかかり、ロンドンは炎上。その炎が対岸のフランスからでも見えたほどだというくらいに焼かれてしまった。 しかしである。メッサーはとてもとても優秀な飛行機だと褒め称える人が多いのだが、この「ブリッツ」およびバトル・オブ・ブリテンに関しては(それ以外の場合にも当てはまるが)致命的な弱点があった。それは何かといえば、航続距離が短すぎること。できるだけイギリスに近いフランス沿岸から飛んできても、凶暴なイギリス海峡の天候に翻弄されちゃったあげく、イギリス上空には10分ほどしか滞在できないという始末。この航続距離に関しては、メッサーは最後まで改善できなかったみたいだ。ちなみに木組み布張りの信じられない飛行機その1のハリケーンはメッサーの倍、全木製の信じられない飛行機その2のモスキートにいたってはメッサーの三倍近く航続距離があったんですよ。日本のゼロ戦はもっと長かったらしい(まあ木製じゃないから(笑))。だめじゃん、メッサー(笑)。という状況では、どれだけ数的優位を誇ろうが、返り討ちである。とりわけ爆撃機って、普通はそんなにスピードがないから戦闘機に護衛してもらわないと満足に爆撃できずに撃ち落されちゃうらしいので。そのメッサーがこれでは、それはハリケーンでもラクラク撃墜できるわな。いや、ハリケーンは優秀な飛行機だったんですよ、ただ布張りなだけで(笑)。 ついでにイギリスは人口もパイロットも少なかったが(そのせいでどれだけ無茶なパイロット養成をやっていたかの一例は、ロアルド・ダール@『チャーリーとチョコレート工場』の作者の自伝にある(笑))、前にも言ったように、ドイツに占領されて亡命してきたポーランドやチェコなどの空軍パイロット、イギリス連邦ネットワークのカナダやパレスチナ(ここもこの時はイギリスの委任統治下だったんで)などのパイロット、タテマエは中立ってことになってたけど心情的にはイギリスよりのアイルランドのパイロット、さらに大戦に参加してないけど義勇兵でやってきたアメリカのパイロットなどが駆けつけ、このバトル・オブ・ブリテンに参加した。それでも機体の数自体、ドイツの半分以下しかなかったけどね。軍のおえらいさんが「一人あたり四機ずつ撃墜すれば数は合う」とか無茶なこと言ってたが(笑)。 さらに爆撃されたロンドンの人たちもがんばった。 この「ブリッツ」は結局10月くらいまで続いたのだが(その後も終戦まで散発的に何度も空襲されるが)、その間階級の垣根を越えてみんなで防空壕代わりの地下鉄に避難。王室もロンドンを動かず(この時の王様はエリザベスのパパ)、BBCも放送を続けた。さらに空襲下だってのに劇場も閉鎖しないでやってたらしい。そのうえ この状況下でも防空壕でお茶の時間にみんなでお茶していた。 いや、証拠写真が残ってるもん(笑)。 これは「戦時下だろうがイギリスでは紅茶が手に入る=物資の窮乏にさらされるまで至ってない」ということと、「こんな状況でもあんまり動じていないかもしれないイギリス人」ということだろうと思うのだが(笑)。大戦末期のベルリンとは大違いである。これだけ見ても、イギリス人をどうにかするというのがいかに難しいか、わかりそうなものですがね(笑)。 というわけで今日はこのあたりで。 |
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とにかくすばらしい。なんとすばらしいんですか! |
はまじま 2006/09/02 13:42 |
はい、すばらしいイギリス人(とポーランドやらチェコやらいろんなところから参加してた)パイロットの勇敢さ+くじけないロンドン市民およびイギリス国民(笑)のおかげで、イギリス史上最大の危機は叩き返すことができました(笑)。まあしかし、「一人あたり4機」は、これは多分通算ではなくて一度にやれって言ってるのだろうから、実際は無茶苦茶かと(笑)。不屈のイギリス人は、是非上の(というか翌日の記事の)チャーチルもご覧ください。 |
ニヤリ本舗@管理人 2006/09/02 21:27 |
ははは、1対1でも例の飛行機で戦えって言われたらビビリます。しかし、爆撃を受けても動じない強気なところって魅力ですよね。 |
はまじま 2006/09/02 21:44 |
例の飛行機というのは、 |
ニヤリ本舗@管理人 2006/09/02 22:27 |
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